低圧室は、平地にいて高地トレーニングと同じ気圧、温度、湿度などの環境を自由に調整することが可能です。
したがって、スポーツ選手は、海外で高地トレーニングの合宿の必要性がなく、さらに山岳地帯や高原の気象条件に左右される危険性などのマイナス因子を克服し、身近でトレーニングを行うことができるという利点があります。
実際にスポーツ選手の運動能力向上を低圧（低酸素）トレーニングで効果を得るには、低圧負荷条件、低圧馴化の持続時間、運動強度などの設定が重要です。
本研究は、スポーツ選手の競技力向上を目的として低圧（低酸素）環境下における血中乳酸濃度および動脈血酸素飽和度を指標とした持久的トレーニングの効果とトレーニングの至適高度を追求するとともに、生理的機能および運動能力の向上や実際の競技会の成績と比較検討を行っています。
低圧室は、競技力向上に有効な以外にも体重階級制スポーツ選手のウェイトコントロール、あるいは、
幅広い年齢層のヒトに対しても健康増進および体力向上、肥満の運動療法などにも期待ができるものとして研究を進めています。
さらに、スポーツ選手の疲労回復、コンディショニングに関する研究も行っています。
標高1500mに相当する低圧低酸素環境下における2日間の歩行運動は、運動終了後の翌朝においても、副交感神経活動が優位な状態がみられ、
自律神経活動のバランス及び反応力を一時的に改善することが示唆された。
・「低圧室・高地の恵」経営者・青柳による、理解
寺尾博士のホームページより次のように理解した。
低圧低酸素室（高地環境）に入ることにより血液の循環がよくなり、「健康な人はより健康に」・「病気気味の人は健康に」・「高貴高齢者は若くを目標に」生活できる。
それが何故、低圧室なのか？
花を趣味で育てている人を対象に。
１）花（植物）を枯らす殆どの人は水（栄養）の与えすぎ。
２）花を咲かせようとするなら一時的に水（栄養）を与えない。
農家の作業の一つに移植がある。
１）移植を行うことにより根が切れてしまう。
２）特別に三分の一ほど根を切る種類もある。
３）移植（根切り）により野菜を活性化させ成長を早め、速く収穫する。
低圧低酸素室（高地環境）は？
１）普通の生活環境より、気圧と酸素を１０〜３５％少なくする。
２）細胞（血液）は身体を通常の状態に保つための運動をする。
３）１）の環境でも細胞は生活できるようになる。
４）普通の生活環境（低圧低酸素室出た）に戻ったときに体力（細胞）に余力がつく。
５）定期的に（週３回前後）入ることにより細胞に活力を与え体力を活性化する。
低圧低酸素（高地環境）は、身体・細胞に通常環境よりも悪い条件下におく事により、立ち直ろう・乗り越えようとする行動や動きを養う訓練をする部屋だと思われる。
高度成長により、旨い物があふれカロリーの高いものが多く、それを誰でも食べることができる様になり、リモコン・全自動があふれ、使わなくてはいけない筋肉を使わないで良くなったこの時代に不可欠のように思える。
その反対に、高圧高酸素室がある。
高圧高酸素室は、疲れたときに入ると生き返る。
人間（細胞・筋肉）が疲れた時は酸素不足にる訳だから、酸素を与えれば元気になる訳である。（高圧高酸素室の効能）
マッサージなども、疲れたところ。血の巡りの悪いところを揉んで、その効果で元気なるものと思われる。
低圧低酸素室は、身体全体に生きる力・治癒力を蘇ると思われる。
高圧高酸素室は、疲れた体に即効のカンフル剤・栄養剤を投与するものと思われる。
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